先日、Webライターさん、ブロガーさんへ「ライティングにかかる時間」のアンケートをしました。たくさんの回答、拡散協力ありがとうございました。今回はその結果を発表します。
「ライティングにかかる時間アンケート」設問振り返り
結果発表の前に設問を振り返ります。
設問は次の3つでした。
- あなたはWebライター、ブロガー(アフィリエイター含む)のどちらですか?
- 5,000文字をライティングするのにどのくらいの時間がかかりますか?
- ライティングにかかる時間について補足や意見などあれば、ご自由にお書きください。
自由記入は任意としました。
「ライティングにかかる時間アンケート」結果発表
では、早速「ライティングにかかる時間アンケート」の結果発表です。回答数は37件でした。
あなたはWebライター、ブロガー(アフィリエイター含む)のどちらですか?

約半数がWebライターさんでした。両方という方も結構いらっしゃいますね。
5,000文字をライティングするのにどのくらいの時間がかかりますか?

半分以上の方が6時間以内という回答でした。
文字単価1円で時給1,000円以上を達成するなら、4時間以内に収めたいところかなと思います(見直しなど他の作業を考えるとライティングだけで5時間はかけられない)。
そうして見ると、文字単価1円で時給1,000円というのは結構難しいように見えますね。
職種(Webライター、ブロガー)別でも集計しましたが、かかる時間の傾向はあまり変わりませんでした。
ライティングにかかる時間について補足や意見などあれば、ご自由にお書きください。
様々な回答をいただきました。
ライティング時短テクニックも多く寄せられました。
時短テクニックは後半にまとめてご紹介します。

ざっと思いついたまま書き、その後補足したり削ったりしています。
調べながらや画像作成しながらだったりするので、たぶん純粋なテキスト作成時間だとコレくらい(7~9時間)かなと思います。もしかしたらもっと短いのかもしれませんが。
条件のある場合は長くなり、好きに書いていると数時間で文字数だけなら行く気がします。
参考になれば!

苦手分野の場合はさらに時間がかかります。(7~9時間)

駆け出しなので、レギュレーションが厳しいものはさらに時間がかかります…。(7~9時間)

AIで大まかな下書きをし、推敲のときに文末の修正やファクトチェックをする。

始めたての新米ライターのため、数をこなしてスキルアップを目指したい。

記事本文の構成やデザイン、導入から結論に至るまでのイメージが素早く頭の中に浮かんでくれば比較的短時間で仕上げられるが、そうでない場合はかなり苦労する。
周辺環境やモチベーション、集中力、記事ジャンルに対する知識や得手不得手によってかなり作成時間に差が出るのが実情。

書き始める前に、構成をしっかりと考えておかないと、いくら時間があっても足りないほど、時間がかかってしまいます。

リサーチに時間がかかります。
最近、AIを使い始めました。うまく使えば効率化に繋がると思いました。

遅筆な方だと思っています。
早い人なら1時間くらいで形ができるのではないでしょうか。(4~6時間)

最近はAIを活用する事によって効率的にライティング作業を進める事ができるようですので、そのスキルを学びたいと考えている所です。

文章を書き出すよりもリサーチの方に時間がかかります。
知識がないものは一から調べないといけないので。
文章だけだとだいたい1時間ほどじゃないかと思います。

詳しいテーマであれば、5000文字書くのに1時間かからないと思います。

一気に書き上げる方が勢いある記事になると感じますが、一旦時間をおいて再度見直すなど推敲にも力を入れると、誤字脱字はもとより文章全体の偏りやメリハリの付け方に気づく事もあるため、総じて累積時間は加算されます。
その時間を考慮して、速書きであることはメリット大であると考えます。

テーマによりますし、何度か書いたことがある内容かどうかによるかと思います。

上手く書き進められないときは休み休み作業してしまうこともあります。
また、AI使用をしてかまわない案件の場合、まず、AIに書かせてそれを叩き台にして書くこともあります。

画像編集の時間が結構かかるので楽になればいいなと思う。

内容が頭の中で固まっているときは、2~3時間あれば十分なのですが、迷いながら書き始めると結構時間がかかります。

私の場合、ライティングにかかる時間の目安は1時間あたり大体1,200文字くらいです。

自分の知識量により変動はすると思われます。
見出し構成はできているとのことですので、それができていて、調べものもほぼないとなると、あとは手の筋肉の運動なので上記の時間で十分できます。(4~6時間)
ライティング時短テクニック

自己リライト形式でライティングしています。
5000文字の納品の場合、初めに流れや段落を気にせず書きたいことを3000文字程度書き、肉付けや構成を整えていきます。
書きたいワードが多い場合には文字数をオーバーする事もありますが、その時はカットするなどして対応します。
初めから既定の文字数を目指すのではなく、自由に文章を用意してから整えるようにすると執筆時間が格段に短縮できると感じています。

執筆内容の情報を入手しておき、ある程度まとめてあれば、純粋に執筆する時間は少なくて済むと思います。
また、自分の得意な分野だとスラスラ書けますが、専門外だと調べものの作業時間が多くなるので、トータルでの作業時間は増えてしまいます。

見出しによって書きやすさ、書きにくさがあるので、まず最初にざっと見出しを見て書きやすい部分を見つけて、そこから書き出します。
リード文などの頭から書き出すほうが少ないです。
構成を見れば記事の方向性は分かるので、途中の書ける部分を埋めて文字数のバランスを取りながら、書きづらい部分や調べないと書けないようなところを埋めていきます。
合間でリード文やその他の補足をして、最終的な文字数を満たせるようにします。

大まかな部分にAIを活用し、導入や文の構成を自身で考えると時間を短くできます。

【執筆前段階】
毎日気がついた事、新聞やテレビのネタなどを記録しておく。
1年続けると、1年前のストックが役に立ち、結果、ライティング時間を短く出来る。
【執筆】
パソコンでいきなり書かない。大きなノートに構想図を書く。肉付けのエピソードを散りばめる。
パソコンから離れると視野が広くなり、結果、ライティングにかかる時間を短縮できる。

ライティング時間を短くするコツとしては、先に書きたいことのポイントを箇条書きで打ち込む。
その後、内容の肉付けや文体を整えていくこと。

文章構成などのいくつかのテンプレートを作成し、型に当てはめて時短化させる。

テーマ次第なところはありますが、基本的に1時間ほどで1,000文字程度で一通りを書き上げて、データや資料などを確認しながら肉付けを行うような形で書くことが多いです。
調べる際は、wikiで方向性を掴んでから学術的な信頼性の高いサイトや書籍などでの確認。
データに関しては、基本的に官公庁など数値として社会的信頼性の高いものを使いつつ出典を書くように気を付けています。
方向性がある書き方や自己主張する書き方など、流れをどうするかは時と場合により使い分けます。

テーマごとに自分が使いやすいひな型を用意しておき、そこにライティングで記載する内容を当てはめるようにすることで、文量の調節やライティングに係る時間の短縮を図っています。

キーボードに定型文を仕込んでおく。
「ライティングにかかる時間アンケート」所感
「ライティングにかかる時間アンケート」の結果発表でした。
職種(Webライター、ブロガー)は両方を含めると、Webライターさんがやや多め。私自身の活動がWebライターよりというのもあるかもしれませんね。
5,000文字のライティングにかかる時間は半分以上が6時間以内という結果。
文字単価1円で時給1,000円を達成できる方は少ないのかなと。
10時間以上かかるという方も15%いらっしゃいました。
自由記入では、ライティングの手順や時短テクニックなど、様々なコメントをいただきました。
AIを活用している方も結構いらっしゃいましたね。
ライティングに時間がかかるという方は時短テクニックを参考にしてもらえたらと思います。
改めて、「ライティングにかかる時間アンケート」の回答や拡散にご協力くださり、ありがとうございました。
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