「文字単価についてアンケート」結果発表

アンケート企画

先日、Webライターさんへ「文字単価について」のアンケートをしました。たくさんの回答、拡散協力ありがとうございました。今回はその結果を発表します。

「文字単価についてアンケート」設問振り返り

結果発表の前に設問を振り返ります。
設問は次の4つでした。

  • Webライター歴はどれくらいですか?
  • 現在の平均文字単価はいくらですか?
  • 現在の最高文字単価はいくらですか?
  • 文字単価について補足、エピソード(最初はいくらだったなど)や意見などあれば、ご自由にお書きください。

自由記入は任意としました。

「文字単価についてアンケート」結果発表

では、早速「文字単価についてアンケート」の結果発表です。回答数は58件でした。

Webライター歴はどれくらいですか?

駆け出しからベテランまで幅広い歴のWebライターさんから回答いただけました

現在の平均文字単価はいくらですか?(Webライター歴とクロス集計)

一番多かったのは03円以上0.6円未満という回答でした。正直意外な結果と感じてます。
次点が0.9円以上1.2円未満、1.2円以上2.0円未満と続きました。1円前後としてみるとこの辺が多いとも言えそうです。
多少のバラつきはありますが、Webライター歴が長いほど平均単価高めなのは納得ですね。

現在の最高文字単価はいくらですか?(Webライター歴とクロス集計)

こちらもWebライター歴が長いほど最高文字単価高めという傾向が見られました。
Webライター歴1年未満でも5.0.円以上を受注してる方もいらっしゃいました。案件に恵まれてるのか、経歴や資格の関係か、詳しく知りたいですね。

文字単価について補足、エピソード(最初はいくらだったなど)や意見などあれば、ご自由にお書きください。

初期の文字単価、単価に対する考え方など様々な回答をいただきました。
単価交渉関連は後半にまとめてご紹介します。

トライアルにおける単価は、文字単価ではなく、1本xx円が多い。
500円未満が多いため、採用されないときに時間対価が厳しすぎる。

0.5円から1円にあがったものもあります。
交渉する勇気は出ないです。

文字単価そのものも重要だが、単純な文字単価だけではなく、どの程度時間がかかるのかの方が重要といえる。
例えば、1000字の依頼が3000円だとしても、詳細な調査などを経ないと書けないような文章(例えば作業時間全体で4時間要する)と、1000字の依頼が400円だとしてもササッと15分程度で書けるようなものであるとすれば、圧倒的に後者の方が効率は良い。
つまり、文字単価を作業時間で割ったものが本質的な文字単価と言える。
もちろんトータルでそれなりの金額にならないと意味はないので、それらを踏まえた総合的な観点が必要。

率直に言って、文字単価で言うと1文字2円程度がライターとしての最低限の金額だと認識しています。
これ以下の金額の仕事はライターではなく、主婦の片手間小遣い稼ぎだと言う認識です。
逆を言えばこの程度を出せない企業はライターの仕事を舐めていると見ます。

最初は0.3円程度(1,000字以上300円)と言う条件でした。
実績を積んで別のクライアント様に移ってから文字単価が上がっていきました。

最初の2年くらいは、文字単価で平均0.3円。
あまりにもコスパが悪いので、もうやめようと思っていたら、ある不動産系のクライアントさんからオファーが来て、平均1円程度にアップした。

ライター業は、諸事情により、文字単価の相場もわからないような未経験でスタートしました。
20記事で1000円というような、文字単価の換算もできないような仕事を請けていたこともありました。

現在では2~3円程度でお仕事を頂けていますが、すると予算の兼ね合いからか、本数がぐっと少なくなってしまっています。
単価が低くても高くなっても生活が苦しいまま…。(体力・時間的な余裕は生まれましたが)
いろんなライターさんがいらっしゃるとは思いますが、できれば2~3円は当たり前、ライター業できちんと食べていけるのが普通、になってほしいいなぁと思っております。

仕事はクラウドソーシング(ランサーズではなく他社サイト)から受注しているため、クライアント側が提示した文字単価で請け負っている。
自分から文字単価について交渉したことはない。
生成AIの普及も影響しているのか、特に最近はライティングの仕事が減っており、案件の獲得が難しくなったと感じている。
受注する側としては、多少不満でもクライアントの提示する文字単価をそのまま受け入れざるを得ないのが現状だ。

始めた当初は文字の単価は意識がなく、仕事がもらえることに喜びを感じていました。
1記事2500文字~3000文字で500円でした。記事数は5記事くらい。
テーマにより、文字数が少ないとクレームが来ます。
また知らないテーマだと調べるのに時間がかかり、苦労しました。
ある時、時間給に換算したら驚きました。

最初は文字単価は1文字1円とかでした。が、生成系AIの登場とともに単価が下がり始め、ライティングの仕事自体がなくなったりしています。
単価の交渉はしにくくなっていて、嫌ならAIに任せるという具合にライター側の意見が通らなくなったように思います。

最初は0.1円からスタートしました。
慣れていくにつれて単価は少し上がりました。
案件の文字単価が上がると内容が複雑なものが多く才能がない人には無理でした。

最初はライティングを学ぶために、文字単価0.15円でスタートし、現在は文字単価1円前後の案件に応募しています。
どんどん文字単価の高い案件に挑戦していきたいです。

最初は2円程度だったが、ChatGPTが出てからどんどん下がっていると思う。

最初は0.1円以下などでしたが、まずは実績を積むことが大事だと思って受け入れていました。
私はライターで生計を立てるというより、自己実現でやっているので単価はさほど気になりません。

少し前は文字単価1円とかがあったけれど、最近は文字単価が下がってる気がします。

クライアント次第だと思います。
支払いの良いクライアントは文字単価4円をくれたりもしましたが、今は1円を切るクライアントがほとんどです。

文字単価は気にせずに社会との繋がりが欲しくて安価でも働いていますが、家人には私のような存在が文字単価を値崩れさせていると批判されます。

クライアントさんの中には、仕事に慣れてくると単価を下げようと交渉してくる人がいました。
お互いに慣れてくるからだと思いますが、搾取するような交渉は難しいなと感じたことがあります。

最初はあまり単価は気にせずに、実績重視で0.2円程度で受注しておりました。

最初はいくらでもよいので経験を積みたいと引き受けていました。
単価は4円になるのが目標です。経験がない分、対応の速さスピードと正確性を売りにして提案しています。

最初は酷いもので1文字がが0.1円の扱いでした。
それでも回数をこなして経験を稼いで信用値をあげるしかないので、最初は足元を見られていると自覚があってもこなしていきました。
やがてリピート案件が来るようになってからは文字単価が上がってきました。

始めた頃はそもそも文字単価を気にせずに仕事を受けていたが、やるにつれて対価として文字単価はせめて0.5円欲しいなあと思いました!!

最初は文字単価0.55円のお仕事を50件ほど行いました。
健康関係のウェブサイトに自分の記事が何度も掲載されたので自信をつけることができました。
最初は信頼できる会社でしっかり働いた方がライターの技術は向上すると思います。

まだ安定的に稼げる案件には巡りあっていません。
単価は低いです。1文字0.3円位です。
初心者ライターです。
文字数も2000文字以内ならできますがそれ以上はまだチャレンジしたことは、ありません。
でも恋愛、メンタル、芸能人についてなど様々なジャンルの文章書いて打ち込んでみたいと思っています。
アダルトにもチャレンジしましたがアダルトはあまり書きたくないです。
清純派でいきたいと思っています。
ゆくゆくはパソコンを購入して打ち込んでみたいと思っています。

単価が安すぎるのでやる気がなくなります。

ランサーズなどのクラウドソーシングは文字単価0.1円というケースもあり、一方で大手出版社の週刊雑誌のライターの原稿料は文字単価で計算すると35円以上になるところもあります。
WEBと紙媒体の違いがあるとは言え、乖離がありすぎる気がします。

メディア企業に専属ライターとして所属していたときは月給制でしたが、1文字で割ると大体4円~程度でした。
日本語からとロシア語への翻訳作業もあるライティング案件は文字単価にすると8円ほどでした。

私の場合、最初は文字単価0.5円で1記事あたり1,000文字程度の簡単な案件から挑戦し、徐々に文字数と単価を増やしていきました。
現在は文字単価1.5円で1記事あたり3,000文字くらいの案件をよくお願いされるようになりました。

低いのであげたいと思っている。

まだあまり経歴がないので、言われるがままなのですが、これからも頑張ってやって行きたいと思います

最初は0.8円位の低単価案件でしたが、回を重ねる毎に1.2円、2円、2.5円とステップアップしていきました。
現在は2円~2.5円で安定しています。

最初は0.3円だった。

あまり大きな声で言えないですが、ブロガーさんは基本単価が安いというのを伝えたいです。
今はAIの影響か、募集をほとんどみかけないですが、何時間もかかる記事を書いて5千円とか、やばい時は文字単価0.002円とかありました。

有名な方のところで、1万文字書いて画像用意してWordPress入稿して装飾して、6,000円ってことも経験あります😱
最初は経験積むのに良かったですが、単価交渉しても6,600円で、結局しんどくなって辞めてしまいました。

とにかく、ある程度経験が積めたら記事単価でも文字単価でも良いので、採算とれるところを探せ!ということを知ってほしいです。

最初の案件は文字単価0.05円でした。

はじめて2ヵ月ほどは0.5円で書いていました。3ヵ月目から1円になりました。
当時はwebライター人口が少なく比較的すぐに単価が3円まで上がりました。今は厳しいと思います。

ライター10ヶ月目です。
記事監修で文字単価11円、通常のライティングでは最高文字単価4.0円です。

単価交渉関連

継続案件の場合、10件目、20件目といったキリのよいタイミングで0.1円単位で単価交渉を行い、うまくいきました。

現在の文字単価の市場はおおよそ1.0~2.0円だと思います。
初めて受けた案件は文字単価0.03円でした。(平均文字単価を知らなかったのと、つい書き過ぎで10,000文字の記事を作成したため)
交渉するためにはFBを少なくし、修正がない状態(もしくは少ない状態)を継続することが重要だと思います。

最初は文字単価は0.3円から始まり、実績を積みながら信用を得ることをしてきました。
単価交渉のコツは、スキルがついてくると相手側から交渉持ち掛けて来るので、その時に1.2円以上にして下さいと言ってみる事です。

自分の国家資格を持っている専門分野しかwebライターとして受託しないようにしています。
単価交渉のタイミングは、はじめにこの単価以下では対応しないとはっきり伝えます。
次に、編集は当方ではしないということも伝えます。
最後に注文書を先に出さないところは謝絶します。法律に基づいて相手にとって嫌なことは先に言います。

はじめは文字単価0.3円くらいでした。
何も分からなかったのでその金額でやっていましたが、ずっとお世話になっているクライアントさんに半年後くらいに私も慣れてきたし単価少し上がらないか相談させて頂き、今は少し上がりました。
タイミングは相手が自分を信頼してくれてると感じた時がいいかなと思います。

Webライターを始めた当初は、実績もスキルも乏しく、クラウドソーシングサイトで見つけた文字単価0.5円程度の案件からスタートしました。
最初の1年ほどは、とにかく数をこなし、様々なジャンルの記事を執筆することでライティングの基礎体力と実績を積み重ねることに専念しました。

単価が上がり始めたのは、得意なジャンル(私の場合はIT関連と金融関連です)が明確になり、その分野の知識を深める努力(関連資格の勉強や専門書の読み込みなど)をするようになってからです。
ポートフォリオも徐々に充実させ、クライアント様に自分のスキルレベルや過去の実績を具体的に示せるように心がけました。

継続のタイミングで交渉を行なった。

高いほうが気分が乗るというのはたしかにありますが、0.25円くらいから、0.6円くらいまでそれなりに幅があったように思います。
交渉はある程度仕事を続けてからのほうがいいでしょう。
一度、初めての仕事で交渉可能なもので交渉を持ちかけただけで断られたこともあります。

当初は文字単価0.5円でスタートしましたが、納期厳守と記事構成の提案力を評価いただき、半年ほどで1.2円までアップしました。
交渉時には過去実績(PV数やリライト率)を資料化し、クライアントに提示するようにしています。

最初はテストなどで1万文字書いて500円などもありました。
私は交渉すると言うより、いろんなクライアントさんとお仕事をして単価の安いクライアントさんは早めに切っていきながら単価の高いクライアントさんを残していった感じです。

質の高い記事を納めていれば依頼主から求められる仕事も増えてくる。そのタイミングで単価交渉すると成功率高い印象です。
質を高めるためにSEOを意識する、内部リンクの設定や画像・図解の挿入など依頼主の手間を請負う姿勢が大事だと思います。

「文字単価についてアンケート」所感

「文字単価についてアンケート」の結果発表でした。
平均文字単価は0.3円以上0.6円未満が一番多く、なかなか厳しい現実が見えた気がします。

最高文字単価は結構バラつきが見られました。Webライター歴が長いほど最高文字単価高めなのは納得の結果でしたね。

自由回答では単価に関する様々なお話が聞けました。
印象的だったのは、最初の単価は1円未満の方が多かった点。
以前「嘘?本当?文字単価1円未満は受けない方が良い?」という記事を書いたのですが、そこに記したようにやむを得ず1円未満で受注するケースはあるのだと感じました。

単価交渉のコツもたくさんいただきました。
仕事の質が変わった時や切りがよい時が交渉するタイミングとして良さそうです。
交渉の資料を用意する方もいらっしゃいましたね。少し手間ですが、妥当性を訴えられるなら資料があった方が交渉を有利に進められそうですね。

改めて、「文字単価についてアンケート」の回答や拡散にご協力くださり、ありがとうございました。

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